よい子の低空飛行人生を生きてませんか?

こんにちは
生きづらさを生きやすさに変えるお手伝いをしています
心理セラピストの ひがしさやか です。

目次

よい子の低空飛行人生って、なぁに?

さて、今回のテーマは
「できない自分」と向き合えますか?
「できない自分」をあきらめていませんか?

に続く…関連記事第3弾です★

「できる自分」「できない自分」どちらも持ち合わせている場合のお話し。

「低空飛行人生」とは
どちらの自分も行ったり来たりした結果…
そこそこ良くて、そこそこ残念な人生のことです…(涙)

何が悲しいって、
自分の本当に生きたい人生、やりたいことをやろうとした時に
だめで、できない自分が出てきて、自分の人生を潰しちゃうこと。

だけど、そこそこよいから、それに気づけなくて「私はここまで」とあきらめやすいんです。

自分の能力を出し切ってないのに。

「器用貧乏」とか、
「いい人なんだけどね」

って言われて、透明人間扱いされちゃうタイプ。

それが今回のテーマ、よい子の低空飛行人生。

うぐぐっ!と胸につかえるものがある方は続きをどうぞ。

〈そこそこ優秀…だけど目立たない〉Jさんのケース

Jさんは30代後半の会社員。

頑張ってはいるのに、自分が思うような活躍ができないと感じています。

Jさんは、上司の期待に応え、模範的に仕事をすることは得意なのですが、独創性や、自己主張が必要な場面は苦手でした。

また、もう一歩突出するような場面に遭遇すると、いつも自分の能力を最大限、発揮できないのです。

頑張っているのに

良すぎず、悪すぎず…自分らしさを最大限に発揮できない。

Jさんの中で何が起こっているのでしょうか?

親の期待どおりの「ほどほどによい子」を生きている

Jさんは、実は大人になった今も親の価値観の中で、生きつづけています。

無意識に。

子どもは、親の価値観の範囲の中で育っていきます。
特に幼少期は、親の生き方、望み、価値観を丸呑みにして取り込みます。

子どもはそういうやり方で、人生を生き延びる方法を学んでいくのですね。

親の期待通りのほどほどによい子は、親からこんなメッセージを無意識に取り込んでいます。

「ダメでできない子にならないで」
「でも、私を超えてできるのはダメ」


親自身が、自分の「ダメ」な部分、「無価値感」を感じたくなくて、自分がOKできる範囲に収まるように、子どもをコントロールしてしまうのです。

もちろん、無意識ですが。

図にすると、こんな感じです。

正反対のメッセージを同時に受け取る、ダブルバインド(二重拘束)状態…。

小さな子どもにとっては、親のOK範囲から出ることは、「死」に等しい恐怖です。

親も「危ない!」と言って、子どもを止めます。
でも、それは実は親の中の恐怖に過ぎないのです。

親によっては、子どもが親の価値観の範囲を超えて、イキイキと振る舞うのが憎くて、あからさまに怒りをぶつけているケースもあります。

でもそれは親が自分らしく自由に人生を生きてこられなかった、親自身の未完了の問題です。

その問題を刺激しないように、子どもは、自分らしさをどこかに置いて、親の価値観の範囲に収まりにいくのです。

子ども時代はこれで、生きてこられたのですね。
ですが、大人になってもこの価値観の中で、無意識に生きていると…

●自分の能力を発揮しようとする時
●自分がやりたいことをやる時
●自分らしく人生を生きようとした時


無意識に自分の力を抑えて、親の価値観の範囲に留まろうとしてしまうんです。

そう、だから低空飛行人生なんです(涙)

この生き方の一番の問題は

「自分の人生を生きられないこと」

自分の望む人生を、〈自分から〉生きない道を選んでしまうんです。

親じゃなくて、自分がそうしちゃうんですよ!?
そんなの、悲しいですよね。

親のOK範囲を超えて、自分の力を発揮して生きるには?

子どもの頃は、親の価値観の中で生きることで、ここにいることを許されていたんですね。

でも本当に子どもが欲しいのは、「できてもできなくてもただ、ここにいていいよ」という安心感。

「できないことがあってもここにいていいよ」

「できるようになってもいいよ」

「私を超えてもいいよ」

「自分らしく生きても愛しているよ」

そこに許可ができたら…子どもは自然と自分らしく自分の能力を発揮して、生きていくもの。

そういう安心感が得られなかった、

悲しさ

怒り

親の範囲を超える恐怖

親を喜ばせられない無価値感

思うような愛情がもらえなかった絶望感


それらを感じきって、自分で自分に

【できても、できなくても、力を発揮してもいい!自分らしく生きてもいいよ!】

って許可を出していくこと。

そうすることで、低空飛行人生から抜け出していけるようになります。

そもそもね、親の価値観から卒業して、自分の世界を築いていくのが、自立です。

もう、親を喜ばせなくてもいいんです。
それは、子どもの役割じゃないから。

高く、自由に大きな空を飛んでいきましょ!

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お悩みはまとまっていなくても、大丈夫。
お話しするのが辛い場合は、詳しくお話ししなくても構いません。
心が軽くなるワークからはじめていきましょう。

生きづらさからの回復に向けて、しっかりと向き合い方には継続セッションで
こころの土台から一緒に育てていきましょう。

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