不幸な恋愛パターンを卒業したい〜③理想の恋人仮面さんの場合

こんにちは、心の問題の根本解決をお手伝いしている 心理セラピストの ひがしさやか です!

今回は、恋愛のお悩みシリーズ第3弾です。

シリーズ記事はこちら


さて、今日のテーマは「理想の恋人でいるのをやめられない」です。

目次

理想の恋人仮面さんの場合

あなたには、こんなお悩みはないですか?

  • 彼の理想に沿う、彼女でいなければと思う
  • 過剰に魅力的なところを演出してしまう
  • 素の自分を相手に見せられない
  • 相手と心の距離が近づかない
  • 交際期間が長く続かない
  • 急に相手のことが嫌になって、関係を絶ってしまう
  • 一人になるとホッとする
  • 正直、誰かと付き合うのは面倒
  • 完璧主義、潔癖なところがある

魅力的な自分しか見せられないMさん

会社の憧れの先輩と交際しています。
彼に見合うように、魅力的な女性になりたくて、料理教室に通ったり、お花を習ったり、自分磨きを頑張ってます。

でも、交際して3ヶ月…
彼といるのが窮屈になってきました。
嫌われないようにきちんとしようと思うほど、疲れてしまうんです。

いつもこのパターンで別れてしまいます。
誰かとお付き合いすることが、私には、向いてないのかもしれません。

あなたは、相手に魅力的な姿しか見せられない。
ってことは、ないでしょうか?

相手の望む自分でいようとしたり
本当は違うのに家庭的なところをアピールしたり
自分の経済状況には見合わないデートを設定したり

時々はいいかもしれませんが、そんな「ステキな」自分像しか相手に見せられないとしたら、しんどいですよね。

相手にとって魅力的な自分でいたいと思うのは、誰しもが持っている気持ち。
でも、それを崩すのが怖い…となると、相手との関係が息苦しくなってしまいます。

こんな時、どうしたらいいのでしょうか。

「理想的な彼女」の本音とは?

こういう方は、等身大の自分を見せることが何よりの恐怖です。

理想的な姿を人に見せ続けていないと

嫌われる
見捨てられる
幻滅される
相手にされない

という、、、

存在が拒絶される恐怖を
潜在的に抱えているからです。

〈理想的な自分でいないと、存在してはいけない〉

なんです。

おそらく、頭でいくら、

「人間らしいところを見せよう」
「ダメなところも含めた等身大の自分を見せよう」

と思ってもコントロールできません。
そこに大きな抵抗と恐怖があるから。

そして、相手の前では、自分の気持ちを我慢して、相手に合わせていないと、関係が保たれないと思い込んでいるんです。

相手の理想通りの人物になろうとして、無理が生じ、ストレスが溜まって関係に終止符を打ってしまうなんてことも、よくあります。

本音を出して、相手と関係をつくっていくという感覚がわからないんですね。

根本的に人や異性を心から信用できないでいるのです。

「理想の恋人」は、誰の理想?

相手に自分の理想的な姿しか見せられない…

誰にその「理想的な姿」を見せてきたのか?というと、
その大元は、お父さん、お母さんなんです。

小さなころ、こんな体験をしていませんか?

・親が、完璧主義だった
・親が理想を子どもに押し付けていた

・親が子どもを心のなぐさみにしていた
・親の自己否定が強く、自分を良く見せる人だった
・両親との関係から、本音で関わる関係を見ていない
・親が子どもに構えず、しっかりした子どもでいないといけなかった

お父さん、お母さんが

理想的なあなたしか、受け入れていなかった

という背景が考えられます。

親の理想から外れると、叱責される、嫌な顔をされる、恥ずかしいと言われる、無視される…など、見捨てられたり、居場所がなくなる恐怖を無意識に受け取っています。

等身大のその子を受け入れることができず、親も理想的な親・理想的な人間でいることを自分に課していた可能性があります。

良い自分しか受け入れてもらえない子どもは、本当の自分と、親の望む自分の間に隔たりを感じながら、親の目をあざむくために、自分を演出するようになります。

そこに、本当の安心感や信頼感はありません。

親への不信感や怒り、恨みを、無意識の底に隠し持って、大好きな人(親)に本当の自分をわかってもらうのをあきらめながら成長していきます。

そしてそのまま、その関係を近しい人との間で繰り返していきます。

理想の姿で、相手と付き合い続けた先は・・・

でもこのままでは・・・

ずっと高い理想のハードルの中で、相手とおつきあいしていかなきゃいけません。
いい面だけを見せ続けるって、現実には不可能です。

でも、それをし続けなければと思っているとしたら…

関係はきっと長続きしないはずです。
もしくは、自分にムチ打って頑張り続けるしかありません。
どちらにしても辛いですよね。

それに、等身大の自分を出せないのであれば、相手との心の距離は縮まりません。
表面上はうまくいっているように見えても、孤独や不安を抱えていきます。
理想的にみえて、情緒的な関わりが薄い夫婦関係…悲しいけど、たくさんあります。

また、「見せる」が過剰になると、嘘や演技を上乗せして、自分を演出するようになることも。
現実と理想の間に隔たりがあるほど、苦しくなりますし、自分らしさを出すことはもっと恐怖になっていきます。

*・*・*・*

さらに、理想的でいようとする人は、相手にも理想を求めます。
自分の理想像を相手に押し付けてしまうんです。

そして、勝手に相手への理想像を膨らましておいて、自分の理想と外れた時に、幻滅する…。

(何プレイ?w 私もよくやってました…)

急に相手が嫌いになる人は、自分の理想を押し付けてなかったか?等身大の相手をちゃんとみていたか?振り返ってみてくださいね。

 

等身大の自分を自分が受け入れる

悩まれている方は、ぜひ、解決に向けて一歩を踏み出して欲しいなと思います。

まずは等身大の自分を、自分が受け入れていくこと

理想的で完璧な人間でなくても、本当はここにいていいんです。
ダメなところ、完璧じゃないところがあるのが当たり前なんです。
それが現実です。
だからこそ、人は人とつながることができます。

それを少しづつでも、自分に許してあげてください。

そうすることで、等身大の飾らない、盛らない自分で、相手と向き合っていくことができるようになります。

まずは相談してみたい…そんな方は

こちらの初回カウンセリングから、まずはお気軽にご相談ください。
初回はお試し価格でご利用いただけます。

お悩みはまとまっていなくても、大丈夫。
お話しするのが辛い場合は、詳しくお話ししなくても構いません。
心が軽くなるワークからはじめていきましょう。

生きづらさからの回復に向けて、しっかりと向き合い方には継続セッションで
こころの土台から一緒に育てていきましょう。

ハレラボのメールマガジン

「お悩みを解決したい」
「心のことをもっと知りたい」
「生きづらさが楽になるにはどうしたらいいの?」

そんな方は
ハレラボから、メールマガジンをお届けいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次