不幸な恋愛パターンを卒業したい〜⑤私がいないとダメなの!さんの場合

こんにちは、生きづらさを〈生きやすさ〉に変えるサポートをしています、心理セラピストのひがしさやかです。

さて、1月は個人の主催で少人数制のプチセミナーをしようと思ってます。
テーマは今、シリーズでつづっている恋愛に関連して…
「愛着」をテーマにしたいと計画中です。

詳細が決まったら、お知らせさせていただきますね。

(やる宣言しないと、やらない気がするからww)

というわけで

今回は恋愛のお悩みシリーズ第5弾をお届けします。

正直に言いますとですね…

第5弾まで書くのに日が空いたのは
今回のケースが自分とだだ被りしてるから。。。

めっちゃ気ぃ重かったんです(笑)

はぁ〜ぁ!

…笑。胸から血を流しながら書きます。

それでは、どうぞ。

シリーズ記事はこちら↓↓↓

目次

私がいないとダメなの!さんの場合

  • モラハラ彼氏に傷つけられているのに、離れられない
  • DV夫と離婚したいのに、離婚できない
  • 彼氏を養っているが、本当はやめたい
  • 彼女(妻)というより、「お母さん」のようになっている
  • 彼氏(旦那)が働かない
  • 彼氏(旦那)の夢を支えている

このタイプの方は・・・

相手から否定や罵倒、暴力を受けたとしても
相手が責任を取らずに遊び呆けていても

「この人は一人では生きていけない、ダメな人だから」
自分しか支える人がいないと感じ

辛くてもお世話して離れることができないという問題を抱えています。

口癖は「あの人は、私がいないとダメなの!」

そして、自分を優先しようとすると、強烈な罪悪感が湧いてきてストップしてしまいます。

このお悩みのポイントは

本人が「幸せじゃない」こと

どーーん、かなしい…

ボロボロに傷ついているのに
自己犠牲的に相手に関わるのをやめられない
辛いのに、離れられない…

そんな、

〈不幸なのに、離れられない〉関係性で悩んでいる方は

私がいないとダメなの!タイプ

…別名、「共依存の支え手」体質さんかもしれません。

私は密かにダメンズメーカーとも呼んでいます…ダメな男性を量産するって意味!(怖)その理由はあとで。

この人には私しかいない…!のではなく。。

不幸だと感じながらも、離れられないって

変ですよね。

「辛い」とこぼし、別れたいと漏らすのに、ついぞ別れずにいるのが、このタイプの特徴なんです。。。

実は、私がいないとダメなの!さんが抱える本当の問題は

誰かに必要とされていないと自分の価値を感じられないこと

なんです。

もっと詳しく表現すると…

可哀想な人を、自分を犠牲にして、お世話していないと、自分の存在意義を感じられない。

常に目の前に、自分にとって「可哀想な人」をおかないといられないのが、本当の問題です。

そういう人が目の前からいなくなってしまったら、自分の生きる意味を感じられなくなります。
そして、心の根っこに抱える、孤独感や無価値感に触れてしまう。
そうなったら、おそらく死にたくなるはず…。

なので、

「この人には私しかいないから…!」
相手のために、関わるのをやめられない…

のではなくて、

自分が生きるために、ダメで可哀想な人が必要なんです。

あくまでも無意識にですけど…

家族の中の可哀想な人をお世話してきた

私がいないとダメなの!タイプの方は、幼少期にこのような経験をしているかもしれません。

●家族の中に可哀想な人がいた
●親が頼りなく、自分がしっかりしなければいけなかった(親子の役割が逆転していた)
●片親が不在だった
●虐待を受けてきた
●DV家庭に育った
●不仲な両親を見てきて、仲を取り持たなければと思ってきた
●家庭が経済的に困窮していた
●ネグレクト、親との関わりが薄かった、存在を無視されてきた
●母親の愚痴を聞く役割を負ってきた

可哀想な家族のメンバーを、子どもの自分が助けなければ、「死んでしまう」「ダメになってしまう」「家族が崩壊する」という感覚を持ってきた可能性があります。

気持ちの上で、子どもが親を支えたり、助けたりして、親子の立場が逆転していたケースが多いと思います。

一方で、自分の存在は大切にされてこず、暴力を受けたり、無視されたり、搾取されたりしていることも多い。献身的に関わっても、見返りの愛情が返ってくるわけでもない。どんなに頑張っても、本当の意味では大人を幸せにすることができないことがほとんど…。

だから、無価値感や、孤独感も同時に抱えていきます。

大人になっても、この感覚で、目の前の可哀想な人を支え続けることがやめられません。ずーっとずっと、自分を犠牲にして、誰かを助けずにはいられない。そういう人生になっていきます。

これを続けていくと…

これを続けていくと…こんな風に問題が深刻化していきます

●ダメで可哀想な人を無意識に求め続ける

万一、相手と別れられたとしても、また同じようなタイプを見つけ出しては、お世話することをやめられません。

●自分を犠牲にしているので、イライラしやすくなる

自己犠牲的に関わる分、我慢しているので、イライラしやすくなります。些細なことで溜まった怒りが爆発してしまうことも。

●関わるほどに相手をダメにしていく

お世話をするほど、相手は自立心を失くしていきます。無意識に、自分がいないといられなくなるように、相手の力を奪って依存させます。そうやって、「ほら、私がいないとダメでしょ?」と自分の価値を確認しつづけます。

これがダメンズメーカーたる所以です(涙)

●被害者の自分に酔っていく

相手からは大切に扱われないことで、恨みを募らせていきますが、一方で、可哀想な立場の自分にも酔いやすくなります。
可哀想でいて、人から関心をもらい、さらに自分の価値を確認しようとしてしまいます。

*・*・*・*

こういう関わりをくり返していきます。
そうして、自己犠牲が必要な分、心からの幸せは永遠にやってこないんですよね。

苦しくて当然なんです。悲しいけど。

解決には・・・

相手は可哀想な人ではなく、人にはそれぞれ自分で生きる力があります。

そして、誰かの役に立つことで自分の価値を確認しなくても、ここにいるだけで、人には生きる価値があります。

それを体の感覚から腑に落としていくことが、解決につながっていきます。

幼少期、誰を支えてきたのか?家族との関係を整理し、過去の未完了の気持ちを扱っていくことで、感覚は変化していきます。

誰かを助けなければならないという、重荷を下ろすことができて、自分の幸せをまずは選べるようになっていきますよ。

また、相手の力を信じられるようになると、ダメで可哀想だと思っていたパートナーも、自然に自立していきます。(もしくは次の宿り木に移っていきます…)

体験者は語る・・・

この問題、私もなが〜〜く悩みましたが、歪んだ認知の分厚いメガネが外れた時

びっっっくりしました

ずっと、目の前の恋人が【可哀想で自分では生きていく力がない人】に見えていたのに

全っ然、可哀想でもなんでもなかったんです。

むしろ、生命力抜群w

全く、目の前の人が見えてなかった…
ずっと、自分だけが死にそうな家族の残像を追いかけてたんです。

へっ?今まで、私、何見てたん?

って感じ。

可哀想って、そもそも上から目線で、傲慢です。

人には自分で生きていく力があるのに、それを奪っていたのは、自分だったわけです。自作自演もいいとこ。

そして、もう誰かの命を支えなくていいと知って、体がすーっとラクになりましたよ。

祝・ダメンズメーカー卒業…❤︎

この問題で悩んでいる方には、どうか諦めずに、向き合って欲しいと思います。

自分にとっての本当の幸せを選べるようになっていくはずです。

まずは相談してみたい…そんな方は

こちらの初回カウンセリングから、まずはお気軽にご相談ください。
初回はお試し価格でご利用いただけます。

お悩みはまとまっていなくても、大丈夫。
お話しするのが辛い場合は、詳しくお話ししなくても構いません。
心が軽くなるワークからはじめていきましょう。

生きづらさからの回復に向けて、しっかりと向き合い方には継続セッションで
こころの土台から一緒に育てていきましょう。

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