こんにちは
心理セラピストのひがしさやかです。
前回は、心のお悩みを解決する前に
押さえておきたい
リソース
についてお話ししました。
あなたのリソースは、どんなことでしょうか？
特別なことではなく
日常のささやかな
安らぎや楽しみ
よかったなと思えることで充分です＾＾
・お茶を飲んでいる時間
・ペットと触れ合う時間
・自然の中にいる時
・友だちと笑いあう時
・趣味に没頭する時
などなど
これらのリソースは
心のお悩み解決に向き合う準備段階として
とっても、重要なものになります。
前回記事はこちらから↓
今日はその理由について
お話ししていきますね。
リソースに注目することが大切なわけ
ーどうして準備段階でリソースに注目することが大切なのでしょうか？
心の問題に向き合う時って
無意識下から
何やら不穏なものが
わさわさと出てくる
ような気がしませんか？
ざわざわする
モヤモヤする
こんな感覚として出てくるかもしれません。
あるいは、
逃げ出したい
怖い
向き合いたくない
だるい
眠い
こんな気持ちや反応が出てくるかもしれません。
全て、正常です！
心さんグッジョブです！
心が、自分の心と体、命を守るために
「これ以上前に進むな！危険！！」
と、防衛してくれているのです。
なぜなら、その先には
これまで厳重に
心の奥にしまってきた
パンドラの箱
があるから。
そして、開けてしまうと
今の自分では抱えられないほど
大きなものが出てくる予感
があるはずです。
だから、
敢えて心の奥にしまっているんですね。
そしてそうしているからこそ
日常を送ってこれている
はずなんです。
そうでないと、日常が脅かされて
普通に生活することさえ
ままならなくなってしまいます。
心のシステムは
とてもよく出来ています。
いきなり、パンドラの箱を開けようとしても
抱えられないのですね。
（ここでは、例えで「パンドラの箱」と
書いていますが、
・問題そのもの
・感じたくないネガティブな気持ち
・過去のつらい経験
のことだとイメージしてください）
パンドラの箱、開けるのが
怖いのは当たり前です。
問題に向き合うのって
なんだか苦しい…当たり前です。
その経験や練習を
したことがないから
その問題を受け止めるための
心の器がまだ整っていないから
だから、
そのための下準備が必要なのです。
パンドラの箱から出てくる
さまざまなものを受け止めるために
心の器を広げておく。
そのために必要なのが、
「リソース」なんですね
＊＊＊＊
私のイメージでは
問題と向き合ってトラウマが解消されるとき
ふかふかで分厚いお布団（＝心の器）の上に
ちょこんと、トラウマの痛みが乗っかって
じゅわわ〜んっとお布団に包み込まれて
消えていく
そんなイメージなんです。
お布団がせんべい布団だった時は
痛いのなんの
パンドラの箱を勇気を出して開けても
ずっと辛い記憶がゴロッとそこに鎮座していて
退けても退けても
存在感を発揮してくる
そんな感じでした・・・
＊＊＊＊＊
リソースは心のお布団を
ふかふかにして
トラウマの傷を癒すために
実はとっても役立ってくれるのです。
反対に、この準備が整っていないと
問題解決がままならならず
身も心も打ちのめされてしまう
結果になりかねないのですね。
今日のまとめ
リソース構築が
心の問題と向き合う準備段階で必要なのは、
心にふかふかのお布団を作って
問題を受け止められるようになるために
リソースが役立ってくれるからです。
次回は、リソースが具体的に
体にどんな影響を与えてくれるのか？
問題を抱えている時に
生理的に起こっていることと
リソースとの関係について
書いていきますね！
まだまだ、リソースのお話し、続きます！
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お悩みはまとまっていなくても、大丈夫。
お話しするのが辛い場合は、詳しくお話ししなくても構いません。
心が軽くなるワークからはじめていきましょう。
生きづらさからの回復に向けて、しっかりと向き合い方には継続セッションで
こころの土台から一緒に育てていきましょう。
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