山梨ワインと、お酒の量が減った話
10月1日…今日から消費税10%やってきましたね〜
さて、
先日、山梨のセラピスト藤本あ礼さんを訪ねて
ぶどう狩りツアーに行ってきました
美しい巨峰たち❤︎
あま〜い!!!!
と連呼する女子セラピスト集団(笑)
自然ゆたかな場所でいただく巨峰は
格別でした。
そのあとは、
山並みを眺めてドライブを楽しみつつ
ぶどうの丘へ移動。
200種類のワインを試飲できる
魅惑の(笑)ワインカーヴを
体験してきました。
こんな感じでズラ〜〜っと並んでます

みよ!
このご機嫌なさまを!(どや!笑)
脇、ひらいてるもんね
注いでる姿がおっさんです。
山梨のワインて、美味しいんですね〜〜
ぶどうの種類やワイナリーによっても
味の系統や、雰囲気もそれぞれ。
たくさん飲んで、比べてみると
自分の好みもわかってくるものなんです。
お!これ好きだな
と、思うと、好みの系統が似てる!
私は、ぶどうは「マスカット・ベリーA種」
ワイナリーは「イケダワイナリー」「まるき葡萄酒」
に惚れました❤︎
(忘れるから、ここでメモw)
*・*・*・*・*
さて、この日は6人で出かけたのですが、
お酒を飲んだのは3人だけ。
実は、セラピストさんて、
昔は飲んでたけど、
「もう、お酒はいらなくなった」
「前ほど、飲まなくなった」
という方、とても多いんです。
「心理セラピーを受けてお酒の量が減る」
って、実はあるあるなのです。
私もそのひとり。
飲みすぎて困る…という趣旨のセッションは
受けたことはないのですが、
いつの間にか、量が減ったばかりか、
飲んでも飲まなくてもいいや〜
って感じになりました。
セラピーを受けてお酒の量が減る理由は
さまざまだと思いますが、ザックリいうと
お酒を飲む理由になっていた心理的な問題が減るから
これに尽きます。
例えば、
お酒を飲みすぎて困る。
日常生活に支障をきたしている。
という人が、
もしも、
問題を本当に解決したいというのであれば、
お酒を取り上げるのではなく、
お酒を飲む理由になっている、
心理的問題の方を解決した方が早いということ。
お酒って、味が「好き」だから飲むだけではなくて。
あの、ぱあ〜〜っと気分が高揚する感じを求めて
飲むんですよね。
私も「飲んで、ゆるめて、パーっとした気分になりたい!」
って前はよく思ってました。
このような方法を使って
刺激や高揚、多幸感を求めるのは、
逆にいうと、
日常が辛いことで占められていたり
本人にとってストレスフルな状況があるから。
嗜癖におぼれる心理的理由で考えられるのは、
ざっとあげるとこの3つ。
①トラウマによる過覚醒状態をやわらげるため
(過去のつらい記憶にフタをするため)
②日常のつらい出来事から逃避するため
③家族の嗜癖(生き方)を受け継いでいるため
①トラウマによる過覚醒状態をやわらげるため
(過去のつらい記憶にフタをするため)
これは、体が常にトラウマ体験の真っただ中にいると
イメージしてもらうといいと思います。
そういう方は
過覚醒で、体を緊張させていることが多いです。
例えば、
面前DV、暴力、虐待、教育虐待、過干渉などが
当たり前の家庭に育つと
体をゆるめることが命の危機につながります。
そのため日常の生活から
身を固め
いつでも反応できるように
臨戦態勢でいることが
通常運転になっています。
なので、
気が張って疲れる、
飲んでも酔えない、
眠れない、
眠りが浅い、
などの感覚を持っていて
アルコールを大量に摂取してしまうことに
つながっているのではないかと思います。
もう、体をゆるめても命の危険はないよ
安心してもいいよ
と、体から安心させることが解決につながります。
②日常のつらい出来事から逃避するため
日常の感じたくない
何かしらのつらい気持ちを
ごまかしたり、
一時的に発散させるための飲酒。
日常のつらい出来事は、
時期や環境や人が変化すると変わることもありますが、
その大元には、生き方のくせや、考え方、価値観が影響しています。
それらが生きづらさを生むものであれば
同じパターンでつらい出来事がくり返し起こります。
「我慢して支配を受け入れないと、居場所がない」
「自分を出したら、見捨てられて生きていけない」
「がんばり続けなければ、無価値になる」
「人を喜ばせていないと、孤独になる」
など……
自分を抑圧する無意識の価値観は、
日常的なつらさを生み出します。
これらの価値観は
お父さんお母さん、家族から子どもの頃に
無意識にのみ込んできています。
それらを整理することで、
日常的な生きづらさがうすれ
過度な飲酒も必要がなくなっていくものと思われます。
③家族の嗜癖(生き方)を受け継いでいるため
親がアルコール依存の人は、
そうでない人よりも
自身も依存症になる確率が高まるように、
親の生き方が世代間連鎖して、飲酒に傾倒することもあります。
②にも通じますが、
親の生き方を無意識に丸のみにしていたり
親の生き方を真似ることで
親との一体感を感じられるからです。
私は、母がお酒を飲んでつぶれている姿を記憶していて、
その姿をトレースするように飲んでいた時があります。
親で一緒であることの安心感や
家族の一員である感覚があるのですよね。
自分を粗末に扱ってまでも
受け継ぐものではないですよね。
これらの心理的要因を解決していくと、
お酒も自然といらなくなってくるということ。
純粋に楽しむだけでいいようになっていきます。
私も3つともセラピーで扱ってきて
いつの間にやら
必要なくなっていきました。
アルコール、ドラッグ、恋愛、SNS…
依存は多岐に渡りますが、
全般に共通することだと思います。
依存症は脳の異常であることもあるので
それとは別で
心理的な苦しさから逃避し、
日常をぼやかすために
使われているのであれば
まずはその日常の苦しさをガン見することで
解決の道が見えてくるかもしれません。